【雑誌】イギリスはモダン?

先週末は、マリノスが浦和戦で4-0での勝利、それだけではなく、ほぼ完璧な試合運びと無失点という、まさに理想的な勝ち方で最高の週末になりました! 今週末から天皇杯も始まります。まずは2回戦のMIOびわこ滋賀戦。JFLのチームですがジャイアント・キリングがしばしば起こる天皇杯だけに決して侮れません。
久しぶりに書店に寄って見つけたのが次の雑誌。イギリスのデザインもの特集。

Pen(ペン) 2015年9/1号 [美しき、英国良品。]

Pen(ペン) 2015年9/1号 [美しき、英国良品。]

イギリスは伝統を重んじる国とされます。確かに、「長く使えるものが良いもの」と重宝するところがあり、家具や雑貨なども、アンティークと呼ばれるものや、そこまで古くなくても、良いものは大切に長く使う人が多いみたいです。もちろん、ワンコイン・ショップ(確か1ポンド)という日本の100円ショップのようなお店もあり、最近では使い捨て文化も定着し始めてはいるようですが。
雑誌で特集されいるのは、表紙にもある「控えめだけど、骨太なたたずまい」としての「美しき、英国良品」。イギリスでデザインされ、職人的に作られているものがたくさん紹介されています。雑誌をめくっていくと、「おお、これ、いい!」と思うものも多々あるんですが、いわゆる1点ものが多く高いのが残念。仕方ないですけど。ずっと素敵だと思っているSteve Harrisonのソルトグレーズ製法で作ったマグカップ。参考価格ながら7万円! やっぱり手が出ません。

興味深かったのが「最旬デザイナー」の紹介の記事。アフリカ系やカリブ系のデザイナーもたくさん入っていて、イギリスのファッション業界の黒人デザイナーもオズワルドだけじゃないんだ、と最近の不勉強を反省。あと、イギリスのエール好きとしては紅茶よりもビールのページに惹かれるが、知らない銘柄ばかり。飲んでみたい。
こうして雑誌に載っているものを眺めていると、いわゆる伝統的なデザインのものもあるが、それ以上にモダンなものが目立っている。「イギリス=伝統」というイメージだけで考えていると、それはイギリスの魅力の一部分に過ぎないことがよくわかってくる。
ロンドンへ出かけたときに必ず立ち寄るところにデザイン・ミュージアムがある。
https://designmuseum.org/
特別展も面白いものをやるが(ポール・スミス展はよかった!)、常設の日用品のデザインの展示を見るのも興味深いので、ロンドン訪問の折には、ぜひ、寄ってみてください。
それにしても、Steve Harrisonのマグカップが欲しいなぁ…。絶対にコーヒーも数倍おいしくなるはず。