2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【小説】メリー・クリスマス!

チャールズ・ディケンズ、『クリスマス・ブックス』小池滋・松村昌家訳(ちくま文庫)クリスマス・ブックス (ちくま文庫)作者: チャールズディケンズ,小池滋,松村昌家出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1991/12メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブ…

【文化】サークルの大切さ

橋口稔、『ブルームズベリー・グループ―ヴァネッサ、ヴァージニア姉妹とエリートたち』(中公新書 916)ブルームズベリー・グループ―ヴァネッサ、ヴァージニア姉妹とエリートたち (中公新書)作者: 橋口稔出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/03メディア…

【評伝】昔の大学は…

四方田犬彦、『先生とわたし』(新潮社)先生とわたし作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 67回この商品を含むブログ (88件) を見る皆さんは由良君美(1929年生、1990年没)という名前の英文学者を…

【自伝】「学魔」とは…

高山宏、『超人 高山宏のつくりかた』(NTT出版) すごいタイトルである。普通の人間には思いもつかないであろうが、「高山宏」(カギカッコ付き)はまさに「超人」なので妙に納得してしてしまう。その高山氏が自分の研究などを振り返ってまとめた半生史。超…

【小説】暴力、孤独、そして人間であることは…

アントニイ・バージェス、『時計じかけのオレンジ〈完全版〉』乾信一郎訳(ハヤカワepi文庫)時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)作者: アントニイ・バージェス,乾信一郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/09/05メディア: ペーパーバ…

イギリスの文学・文化についての本を紹介します。

このブログを使って、硬軟新旧問わず、イギリスの文学や文化についての本などを紹介していきます。紹介した本は、可能な限り、大学図書館に入れてもらいます。面白そうだと思える本があれば、ぜひ、手にとって眺めてみてください。きっと、読みたくなると思…

【研究書】イギリス小説の流れを俯瞰することができる

塩谷清人・富山太佳夫編著、『イギリス小説の愉しみ』(音羽書房鶴見書店)イギリス小説の愉しみ作者: 塩谷清人,富山太佳夫出版社/メーカー: 音羽書房鶴見書店発売日: 2009/06メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (1件) を見る中央大学名誉…

【文化】レポートや卒論のテーマ探しにうってつけ

木下卓・久守和子・窪田憲子編著、『イギリス文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房)イギリス文化55のキーワード作者: 木下卓,久守和子,窪田憲子出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/06/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 89回この商品を含む…